~夢工房かしわぎ~快眠ブログ

快適な「目覚め」をお手伝いします 睡眠環境診断士・睡眠健康指導士・ダウンプロフェッサーの資格を持ったスタッフが快適な睡眠のための寝具選びから眠りに関する情報、当店の活動や、商品や睡眠とは全く関係のない内容も(笑)掲載していきたいと思います

羽毛布団の質にこだわる理由とは

こんにちは😃

年も明け、だいぶ冬らしく、かなり朝晩が寒くなりましたね。風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどが流行っているようですが、風邪など引いていませんか?

寒い時期のお布団といえば、羽毛布団ですね。今回も羽毛布団のことを書きます。

以前より、羽毛のことはお話ししてきましたが、なぜ、私どもが羽毛布団の質にこだわるのかを書かせていただきます。

近年色々なところで羽毛布団が売られるようになりました。1万円ちょっとくらいから羽毛布団が売っていて、価格も高額なものでは150万以上の物もあります。(調べたら250万円前後で売ってるところもあるようですねf^_^;)

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※3種類、質の違う羽毛です。すべて同じ数のダウンボール(羽毛の粒)が入っていますが、質の差、種類によってこれだけカサの差が出るのです

質の悪い=安い価格のものはどんなものなのか、それはまず、中の羽毛の質が悪いです。以前も書いていますが、産地は関係なく、質が悪いと

・そもそも羽毛が成熟していないので、暖かくない

・羽毛が小さく、切れてホコリになりやすい

・元々ホコリ取りをちゃんとしていない

・洗浄もちゃんとしていないので臭いし、汚れもきちんととれていないので傷みやすい

結果、カサが無くなりやすいので、物によっては2年も使えばダラっとしたカサのない、保温力のなくなった羽毛布団になってしまいます。

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※某有名通信販売で購入されたものだそうです。写真では分かりにくいですが、未熟羽毛が多く、ホコリも多い。購入から3年程度使用したくらいですが、掛けていても寒くなったとのことです。

さらには、そのような羽毛を綿100%の生地に入れるようなことはしません。何故なら綿も価格が上がっているからです。そうなるとポリエステル100%の生地、もしくはポリエステルの混じった生地を使います。そうすると何が良くないのか、

・ポリエステルの混じった羽毛布団用の生地は通気性が非常に悪く、メチャクチャ蒸れます。極端に言えば、サランラップに羽毛を入れてる様なものです

・夏でも静電気が起きてしまうほどなので、羽毛が切れやすくなります(傷みやすく、ホコリになりやすい)

・ポリエステルを使った羽毛布団用の生地は軽く、少ない量の羽毛でカサが出やすく、膨らんでカサが出るので、たくさん羽毛が入っているように見えてしまう(まあ、たくさん羽毛が入っているから良いという訳ではありませんがf^_^;、質の悪い羽毛では、膨らみ・カサを求めると量がたくさん必要だからです)

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※某有名家具量販店にて購入されたもの。生地がキレイでしたので、お話をお伺いしたところ、暖かくないからあまり使わなかったそうです。そのわりには中身はベタベタで嵩も出ていませんでした。

結果、早くに(もちろん、中の羽毛の質、使い方、お手入れで違いますが)羽毛本来の機能が失われますし、何よりポリエステルの入った羽毛布団用の生地を使うことは、まやかしの暖かさです。

まやかしの暖かさとは、蒸れて、それを暖かいと感じてしまう方が多いのです。

・夜中に“蒸れて”暑くて剥いだりして、お布団がどこかに行って、結局寒くなったり。

・暑いのに寒い、寒いのに暑い、なんて訳わからない状態😵になったり。

・蒸れるので、暑くて、汗をかいて💦、結局冷えたり。

 こんな状態になってしまうような寝具では、

・蒸れのせいで夜中に目が醒めたり、(専門的には書きません、簡単に表現します)睡眠の質を確実に下げます

・蒸れを逃がそうと極端に寝返りが増えるので、身体に負担がかかり、朝、疲れが残ったりします。

・蒸れのせいで、逆に冷えて寝付けない

・もともとの羽毛が成熟していないので、ちゃんとした保温力がなく、そもそも暖かくないので、お布団の中の温度調節ができない。

など、多くの眠りを阻害する原因を作ってしまい、質の高い睡眠がとれなくなってしまうのです。

安いからと言ってその様な羽毛布団を使うと、睡眠の質は下げる、蒸れのせいで、冷えの原因となる、早く中身がダメになるので長くもたない。その様な羽毛布団をリフォームしようとしても、足し羽毛を沢山入れる必要がありますし、洗浄コスト、新しい生地など、逆にコストが高くつきますからリフォーム自体もおすすめできません。

私どもが羽毛布団の質にこだわるのは、保温は睡眠にとって、とても大切ですが、ただ、暖かさのみでなく、

・使っていただくお客様の睡眠の質を高める

・気持ち良いと感じていただく(気持ち良いと感じることも、ストレスを下げるので、入眠の助けにもなります)

・直しながら、長く、気持ちの良い暖かさでお使いいただく

為なのです。

羽毛の質はもちろん、それを生かすも殺すも羽毛布団の側生地、その羽毛布団を生かすも殺すもそれに掛ける掛布団カバーなのです。

羽毛布団の側生地や掛布団カバーについてはまた改めて書かせていただきますが、端的に言うと、本来の、質のきっちりとした羽毛は、春・秋・冬の掛布団の素材として、軽くて暖かく、長く使え、吸湿性があり、身体に負担をかけませんので、非常に理想的な素材なのです。

安いからと言って2~3年程度で買い替えるのか、それともきっちりとした質の物を10年前後でリフォームしながら、長く大切に気持ち良く使うのか。価値観によって選び方は違うかとは思いますが、寝具はゴミとして簡単に処分できなくなってきました。ただでさえ、寝具のゴミは非常に多く、環境に負担がかかりますし、これからも羽毛の価格は少しずつ上がっていくと思われます。質のしっかりした羽毛でしたら10年ごとにリフォームすれば、30年は使えますから、暖かく気持ちの良い質の高い睡眠をとり、リフォームしながら長くお使いいただく方が、消費者の方にとって、有効的なお金の使い方ではないでしょうか。

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秋・冬・春の寒い時季をお客様に気持ちの良い羽毛布団で暖かく、質の高い睡眠をとっていただく。それが私どもの願いです。質のしっかりとした、暖かい・気持ち良く・長くお使いいただける羽毛布団なら、かしわぎにおまかせくださいね。