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~夢工房かしわぎ~快眠ブログ

快適な「目覚め」をお手伝いします 睡眠環境診断士・睡眠健康指導士・ダウンプロフェッサーの資格を持ったスタッフが快適な睡眠のための寝具選びから眠りに関する情報、当店の活動や、商品や睡眠とは全く関係のない内容も(笑)掲載していきたいと思います

柿渋染を体験してきました

活動

当店でお取り扱いをしている座布団生地やのれんなどを染めてくださっている染物作家宮崎登志雄さんに招待いただき、柿渋染を体験しに大阪に行ってきました

ちなみに、柿渋染めとは…
高い防水・防腐・防虫効果を持ち、漁網、醸造用絞り袋、染色用型紙や、渋団扇、紙衣,和傘などあらゆる日用品に塗られていました。柿を未熟な青柿のうちに採取し、粉砕・圧搾して得られる渋液を冷暗所で何年も熟成させます。渋取をした時は黄緑色ですが、時間がたつにつれ茶色にかわります。その柿渋を何回も塗り重ねると鮮やかな「柿渋茶」を発色し、化学染料にはない独特の風合いになります。

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柿渋染めの特徴とは…

・徐々に色味が強くなっていきます
柿渋染めの最大の特徴はどんどん色味が強くなる事です。柿渋の主な色素成分であるタンニンが年月とともに縮合重合するからなのです。だから使い込むほど、また古くなるほどイイ色になっていくのです。

・防水効果
 柿渋は塗り重ねる事によって一種のタンニンの皮膜のようなものを形成します。タンニンは縮合重合する性質がありますから、タンニンの皮膜はどんどん丈夫になり、防水効果が得られるようになります。昔の番傘に柿渋が塗られていたと聞くとその防水効果は一目瞭然ですね。

・染めた布を堅牢にします
柿渋の成分にはペクチンも含まれます。このペクチンは接着性が強く、縮合重合とともにペクチンは次第に不溶化傾向となり、塗布物は丈夫になります。

それでは私が体験した染めの流れです

まずは絵型を選び、のり付けです

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米ぬかなどで作ったのりを型に

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のりで型を作った部分には染料が入らず、柄になります

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柿渋の染料を水で薄めます 薄めずに1回で染め上げることもできるそうですが、色の風合いや仕上がりの調整がしづらいので3回に分けて染めるのだそうです

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1度目の染めです カンカン照り、炎天下ですので乾きが早く、手際よく!と、いきたいですが、不器用な私はなかなかに上手くいかず(苦笑)

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絞りで草木染も体験させていただきました

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柿渋染は3回、染めて、乾かしてを繰り返します 草木染は染料を変えて2度

夏のカンカン照りの晴れた日でないと染めて、乾燥してを繰り返してできないので、作業が進みません 何枚も染めるとなると体力的にも大変ですね~ もたもたしていると半端に乾いてしまい、色むらができてしまいます(汗)

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絞りの草木染はハンカチタイプの生地なので乾きも染めも早く上り、洗って、また乾燥させて完成!

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上のは同業の友人が染めたもので、下は私のです 絞り方で模様が全然違いますね

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柿渋染の生地もしっかりと染まり、のりを落とします

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再度乾燥し、完成です

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本当に楽しい体験をさせていただき、ありがとうございました!

いつもはこのような炎天下で7〜8枚を順繰りに染めていくそうで、最後の生地が染め終わる頃には最初に染めた生地が乾いてきて、また染めて、の繰り返しで休まず染めていくので本当に体力を消耗するそうです 実際暑いので本当に疲れました この後スーパー銭湯に行きましたが、最高に気持ち良かったです(笑)

丁寧に1枚ずつ染めていくのでこの大変な作業には頭が下がります。今回は綿の生地なので作業はまだシンプルな方で、麻はもう2工程くらい別にあるそうです(汗)

 座布団サイズの生地ですので、あとはウチの職人さんに綿入れを、座布団に仕立てをしてもらいます

当店の綿入れの工場では当然お客様の仕立てが優先なので、私用の座布団の完成はまだ(笑)また、仕立てあがったらアップしますね

宮崎さんの作品もアップしようと思ってます!

夢工房かしわぎ

平塚市立野町17-22

0463-32-1568

http://www.yume-kashiwagi.jp