~夢工房かしわぎ~快眠ブログ

快適な「目覚め」をお手伝いします 睡眠環境診断士・睡眠健康指導士・ダウンプロフェッサーの資格を持ったスタッフが快適な睡眠のための寝具選びから眠りに関する情報、当店の活動や、商品や睡眠とは全く関係のない内容も(笑)掲載していきたいと思います

夏の快眠、上手にエアコンを使って快適寝室環境を

夏本番、毎日暑いですね💦

お家の建物の構造や陽の当たり方でエアコンを使わざるを得ない方も多いかと思いますが、エアコンの使い方について。

就寝中にエアコンを使わない方がいいと思っている方も多いかと思いますが、暑すぎる部屋だと、深部体温が下がりづらく、寝つきを悪くする原因になります

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窓を開けれて、風通しが良かったりすれば話は別ですが、ご年配の方や窓が開けれない、部屋の通気性が悪い環境の方などにはエアコンを上手く使うことをお勧めします。

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残念ながら、近年の夏の暑さや、住宅環境の変化で機密性の高い住宅が増え、あまりにも暑くなってしまうお部屋では温度が上がりすぎてしまうと寝具ではお部屋の温湿度調節はできませんから(当たり前ですが笑)、エアコンなどでのお部屋の温度調節は必須になります。

それでは、エアコンの上手な使い方をご紹介します。 

寝る1時間程度前に部屋を締め切り、25~26℃くらいでエアコンをつけてお部屋の温度を下げておきます。お風呂に入って、吸湿性・通気性の良い、麻や綿100%、もしくは麻混の綿の生地などの天然素材のパジャマに着替えましょう。

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お布団やベッドに入るころに低くても28℃、できれば29℃~30℃程度にエアコンの温度設定を変えます。この1~2℃の調節は個人差があるのでいろいろ試してみてください。

タイマーを1時間から2時間程度で切れるようにセットする、体温調節が苦手な方や高齢者の方は、1晩中つけてもいいかもしれません。気温が上がってくる頃の時間帯朝5時前後にまたエアコンが作動するようにタイマーをセット。あとは寝具の使い方、選び方が関わってきますが、それこそ個人差が大きいので、その際は私ども「夢工房かしわぎ」にご相談ください。笑

それと、エアコンを使う際に、ここがポイント!

扇風機を併用し、エアコンの通風孔に向けて風を当ててください!

それによって部屋の中で空気も循環しやすく、体にエアコンの風が直接当たりにくくなり、エアコンによる冷えすぎが防げます。特に1晩中つけなければいけない環境の方などにはぜひ、やっていただきたい方法です。

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以前はエアコンの機能も考えると身体の冷えすぎたりしやすく、あまりオススメしていませんでしたが、近年の夏の酷暑や建物の構造の変化などを考えるとエアコンで部屋の中の温度調節が必要となりました。うまくエアコンを使って夏の寝苦しい夜を快適にお過ごし下さい。もちろん、合った寝具は快眠のためにとても大切ですから、寝具のご相談は眠りのプロの「夢工房かしわぎ」にお気軽にどうぞ!笑

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夢工房かしわぎ
神奈川県平塚市立野町17-22
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羽毛布団はマメに洗った方がいいの?

こんにちは。梅雨真っ盛りですね。意外と平塚は空梅雨気味ですが、農作物のことを考えると、梅雨はないと困ってしまうところはありますね。ただ、普段の生活では、なかなか洗濯物や布団を外に出せないし、お天道様もスッキリしないとお布団も気分もスッキリしないものです。

洗濯といえば、ですが、羽毛布団を洗いたいと思われる方も多くいらっしゃると思います。今回は羽毛布団の丸洗いについて。

そもそも、基本的に羽毛布団を洗うこと自体があまりオススメできません

・ デメリットその1
中の羽毛はあまりきれいになりません
ダニすら入れないような生地を使っていますので、中の羽毛に洗剤や水がしっかりと芯まで浸透しません。ですから、中の羽毛はキレイにはならないのです。

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※顕微鏡で見た羽毛に付着した汚れ

特に家庭での羽毛ふとんのお洗濯はオススメできません。最大の問題は脱水がしっかりとしにくいことと、完全に乾燥させることが難しいからです。脱水がしっかりとできなければ、中に洗剤が半端に残ったり、水分・湿気が抜けづらく、乾燥が不十分になりやすいので、臭いが残ってしまったり、出てしまったりしやすいのです。
特に冬掛けタイプの厚い羽毛布団を洗って、しっかりと乾燥させるのは至難です。当店提携の羽毛工場で実験をしたのですが、真夏のカンカン照りの中でも完全に乾燥させるのに丸2日かかりました。どうやって完全に乾燥したかを調べたかというと、冬掛けの羽毛ふとんを洗う前に総重量を計測して丸洗いし、1日目、2日目と、日が出ている時間ずっと干してまた、重量を計測し、洗う前の重量に戻ったら乾燥できたという判断をしました。1日ではまだ、洗う前より全然重く、明らかに乾燥不十分、洗う前の重量に戻ったのは丸2日間の天日干しででした。丸々2日も天日に干すとかなり生地は傷みますし、洗い方によっては相当生地は傷みます。
ですから、そういった観点からも、特にご家庭での羽毛ふとんのお洗濯はオススメできないのです。

・デメリットその2 
数多く普及している羽毛ふとんの綿100%のサテン生地は2~3回洗ってしまうと中身の羽毛が吹き出してくる可能性があります
今まで一般的に一番普及している綿100%のサテン生地、このタイプは、織り方の特性上、洗いかたにもよりますが、織りが緩み、2〜3回洗ってしまうと中身が吹き出してきます。

羽毛布団用の生地メーカーさん側としても、ウォッシャブル表示が出せないものを洗うことは元来勧めていません。メーカーさん側は検査機関でウォッシャブルタイプで紡績していない生地でなくても洗浄前と洗浄後の状態がどの程度変化するのか、必ず検査するのです。特にサテン生地は洗浄後の状態の変化が大きく、洗い方にもよりますが、2〜3回洗ってしまうと織り目が緩みやすく、中身の羽毛が吹き出してきてしまいます。

ウォッシャブルタイプの羽毛布団も出回っていますが、何がウォッシャブルの定義かと申しますと、洗っても、生地の織り目が緩みづらく、中の羽毛の吹き出しのリスクが非常に低い生地を使っているものをウォッシャブルと明記しています。そのような羽毛布団は、ポリエステル100%やポリエステル混の羽毛布団用生地を使用したものです。ただ、そのような羽毛布団では非常に通気性が悪く、睡眠時に非常に蒸れて、お布団を剥いでしまったりして、結局は冷えて目が覚めてしまったりしてしまうので、結果、睡眠を阻害してしまいます。

・デメリットその3 中の羽毛がダマになります※注:洗い方によって程度は異なりますが…

残念ながら狭い羽毛ふとんの区切られたキルトの中は狭いので、特に洗濯機等で回してしまうと中で羽毛同士が絡み合ってしまいダマが増えます。長年使用するだけでも中の羽毛は絡み合ってしまいますから、ダマが非常に増えてしまいます。そうなってしまうと、羽毛のカサが減り、羽毛が絡まってしまっているがゆえに、羽毛が空気を含めず、結果保温力は失われてしまいます。洗濯ネットに入れてものを洗うイメージが一番近いですが、ネットに入れてシャツなどを洗うと傷みにくくはなりますが、袖などがボディ部に絡みついたりします。そのような状態が羽毛に起こるのだと思います。

★語弊の無いようお話しすると、もちろん洗えば「側生地」はキレイになります

ただ、ここまでリスクをかけるよりは、基本的には、使っている時期に、週に一度程度、カバーをかけたまま、天日干しを1時間、これは、カバーや羽毛布団の生地が、睡眠時の汗などを吸っているので、それを発散させるためです。※長時間干すと生地が傷みますし、中の羽毛は通気がしっかり出来れば、吸収した湿気は発散されるので1時間程度干せば充分です。

あとは、掛けているカバーを週に一度程度洗う、こうしたお手入れで本来は大丈夫です。 

使えば徐々に汚れてきて、傷むのはどうしても避けられませんから、中身の羽毛をキレイにし、また気持ちよく使うためには、やはり7〜10年ほどでのリフォームがベストです。以前も書いていますが、中身を本当にキレイにするためには当店で扱う、羽毛を直接洗浄するリフォーム方法でないと、羽毛の汚れは完全に落ちません。リフォームなら汚れて傷んだ側生地も新品になりますので。

あまりにも強い汚れ、シミなどがついてしまったときには、丸洗いをされると、生地はきれいになりますので、丸洗いはされた方が良いですが、お手入れとして、毎シーズンごとに洗ってしまうのは羽毛布団の機能の低下が著しいので、毎シーズンごとの丸洗いはオススメしません。ただでさえ、使えばどんなものも傷んできますから、その傷みや機能の低下を助長するのはオススメできません。

ウォッシャブル表記の羽毛布団で中身の羽毛の吹き出しのリスクはほぼありませんが、中身は上記書いたようになりますので、それを理解した上で、洗濯に出すなり、ご家庭で洗うなりされた方が良いと存じます。羽毛ふとんの洗濯・丸洗いを出される場合は信頼できるお店に出してくださいね

 もちろん、当店でもお布団の丸洗いをお受けしています。当店ではふとん専門のクリーニング工場に依頼していますし、そちらの工場に長年依頼しており、もちろん、仕上がりは良いです。が、羽毛ふとんに関してはどうしてもカサは多少減ります。これは仕方のないことですので、必ず羽毛ふとんの丸洗いをご希望されるお客様には、このデメリットをご説明させていただいております。

★当店でも一応、ウォッシャブルの羽毛布団や羽毛布団用生地の取り扱いはありますが、あまりオススメはしていません。生地は脱脂加工がしてあるので、綿100%でダウンプルーフのサテン生地ですが、織りの緩み、吹き出しも心配は無く、ちゃんと水分や洗剤も浸透するので、汚れは結構落ちます。ただ、洗い、脱水、乾燥での中の羽毛の傷みや、ダマになるのは避けられませんし、結局乾燥させるのが難しいので冬掛の様な厚い羽毛布団には向きません。生地が重いので、羽毛の良さもあまり出ないので、オススメしていないのが現状です。

どうしても羽毛布団を洗いたい場合は、10年使うとしたら1回まで、その際は信頼できるお店にお出しくださいね。

羽毛ふとんのご相談はプロの私たちに、お気軽にご相談ください。

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羽毛布団にダニがいる?入ってしまう?

こんばんは。日本羽毛布団診断協会認定ダウンプロフェッサー、羽毛&羽毛布団のスペシャリスト・柏木崇です。

みなさんは羽毛布団にダニがいると思いますか?それとも、羽毛布団にダニが入ってしまうと思いますか?

単刀直入にお答えします。

羽毛布団にダニは、入れません!

それは何故か、羽毛布団用の生地は元々高密度で織っている上に、ダウンプルーフフェザープルーフと呼ばれる織り目を圧迫し、潰す加工がなされているため、ダニは羽毛布団の中に入りこめないのです。

↓ダウンプルーフの説明です↓

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ですから、基本的に羽毛布団ではダニの心配をする必要はありません

元々ダニが中の羽毛にいるのではないか?と、思われる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、まず、低品質のものでも日本製のものでは、日本での加工工程や、管理の仕方を考慮すると、考えづらく、心配する必要はないと思います。万が一、ダニが中にいるとすれば、それは本当の粗悪品、ですが、ダニは外には出られません。もし、ダニが中に入ってしまったとしたなら、生地に穴が空いている、もしくは、破れている、ということになりますので、結果、中の羽毛や羽根が出てきてしまいます。そうなってしまうと、お部屋の中やカバーの中に羽毛や羽根などが散乱してしまい、かなり大惨事になっているはずなのです。

以前、このようなチラシを見ました。

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毛布は別としても、羽毛布団にはダニは入れませんから、羽毛布団の事を全く分かっていない業者です。

羽毛布団では、ダニを気にするより、週に一度、一時間程度でよいので天日干ししてください。長く干すと生地が傷んでしまうので一時間程度にしてください。外に干す方が元々通気性の良いほうでない羽毛布団も通気ができるので中の湿気が放湿されます。特に綿の側生地は睡眠時の汗や部屋の湿気を含むので、天日干しはそれを放湿してあげることなのです。ただし、干す際に布団を叩くことは厳禁です。生地も中の羽毛も傷めます。

基本的には生地が破れていたり、穴が開いていなければ羽毛布団にダニは入れませんのでご安心ください。

ご不明な点は羽毛のプロの私たちにご相談を!

ではまた! 

羽毛の勉強会に参加しました

こん○○は!笑

朝晩の気温差が大きく、体調が優れない方も多いようですが、いかがお過ごしでしょうか?

先日、日本羽毛ふとん診断協会さん主催の羽毛の勉強会に参加させていただきました。

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今回は【IDFL】という世界各国の羽毛を検査し、品質を調査する世界最大の国際羽毛研究機関のLieber社長、検査部門からBenさん、アジアエリア&日本担当の天野さんにおいでいただき、

・グースとダックを見分けるポイント

・良い羽毛の見分け方

・羽毛に関する用語と定義について

鳥インフルエンザと羽毛製品の関係性

・羽毛製品と鳥関連のアレルギーや肺炎の関係性

・トレーサビリティについて

・事前にした質問の回答などなど

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約3時間30分ほどのセミナーでしたが、とても濃い内容で、グース、ダックの違いなど実際に写真を見ながら非常に分かりやすい説明をしていただきました。

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当店が取り扱っているポーランドの羽毛原毛メーカーさんもIDFLへ羽毛検査を依頼し、品質を管理されています。

IDFLは世界各国の羽毛メーカーから品質の検査を依頼される、世界での羽毛品質の基準となっている第三者機関なのです。

本社はアメリカのユタ州にあるのですが、ヨーロッパ、中国、台湾にも支社があり、世界中から集まってくる羽毛や羽毛製品の品質検査のみをしています。

検査をしていると、色々と不思議?なものも出てくるようで、羽毛をポリエステルの綿に混ぜたもの。

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実物見せていただきましたが、羽毛をカサ増しさせる為でしょうね。間違いなく。😓

その他にもナニコレ?ってな物もありました。

 

以前、質の悪い羽毛はキッチリ洗浄されていないと書きましたが、洗浄されていないと羽毛はこうなっているという顕微鏡で見た写真を見せていただきました。

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よく、羽毛製品のせいでアレルギー反応が出ている、との誤解が多いのですが、原因のほとんどは羽毛についたこの様な汚れや残留物、側生地の汚れなどや、ハウスダストが原因なのです。

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やはり、質に問題があるものは、洗浄が不十分で、特にこの様なリスクが伴ってきてしまいますね。

洗浄度を売りにしながらも、安い羽毛ふとんが販売されているのを見ていますが、私個人の見解では「怪しい」と見ています。もちろん、断言は出来ませんが、価格からみて、洗浄にそこまでコストはかけられないからです。

 

質のしっかりした物でも長年使えば、劣化し、汚れてしまいますから、定期的なお手入れは必要です。

丸洗い・クリーニングでは中身の羽毛の汚れはキレイには落ちません。羽毛を袋に入れて洗う、もしくは丸洗い・クリーニングしてから解体し、新しい側生地に充填するダウンウォッシュというリフォーム方法でも同様です。

私どもの行っている、羽毛を直接温水で羽毛専用の機械で洗う、直接洗浄のプレミアムダウンウォッシュでないと洗剤や温水が羽毛の芯まで浸透しませんし、髪を洗うのと同様、温水でないと汚れがキレイに落ちないのです。

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羽毛布団を10年程度使うと、何でもないようにみえても、側生地はもちろん、中の羽毛も汚れて、切れて埃になっていますから、リフォームしてくださいね。もちろん、当店にお気軽にご相談ください。笑

羽毛ふとんを使っている時期はカバーを必ずかけて、週に一度、1時間程度で構いませんから、天日干ししてください。※長時間干すと逆に傷みますから、1時間以内でしまってくださいね。

とにかくしっかり通気し、汗などの湿気を吸収したカバー、側生地を天日で乾燥させてあげることが長く、状態良く、暖かく快適に衛生的にお使いいただくためのポイントです。

もちろん、当店の新品の羽毛ふとんは、キレイに洗浄された羽毛のみ充填されていますので安心してお使いいただけます。

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勉強会後の懇親会でも業界の話や日本市場の現状など色々とお話をさせていただきました。

Lieber社長、Benさん、天野さん、セッティングしていただいた診断協会の皆さん、長い時間ありがとうございました😊これからもIDFLさんに、定期的に勉強会をしていただけることになりました。有意義な情報をお客様にお伝えできるように日々勉強していきますので、羽毛のことはお気軽にご相談くださいね。

手作りジェルキャンドル教室を開催します!

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色と優しい光で癒される、オリジナルのジェルキャンドルを作ってみませんか?作り方はとっても簡単🎵小さなお子様(3歳位~)でも、大人と一緒にお作りいただけます。初めてでも、わかりやすく丁寧にお教えします。

日時は 5月20日(土) 14時

講師は にじいろいるか そのべひろこさんです。

場所は当店 夢工房かしわぎにて

材料費込み 1個/¥2,000- ※追加で作る場合は、1個¥500-  お茶 or コーヒー付

4名様までの予約制になります。
キッズスペースがございますので、お子様連れの方も歓迎です。

 5月20日では日時が合わず、もし、3〜4名様のグループで参加したいというお客様には、ご相談に応じて講師の方と日時を調整し、別の日時で開催させていただくことも可能ですので、お気軽にご相談くださいね〜。

 

手引き真綿(シルク)のふとん工場を見学してきました。

こんにちは!そろそろ桜の開花が間近で、だいぶ春めいてきましたね。

1月に当店で取り扱っております手引き真綿のおふとんの工場に見学に伺いました。だいぶ間が空いてしまいましたが…(汗)

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雪が積もってました

綿(めん・コットン)素材が一番歴史が長そうな感じがしますが、実は真綿(シルクまたは絹)は、日本で使われている繊維としては一番歴史が古く、平安時代の資料にも載っているほどで、一番なじみのある繊維だったそうです。

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これは江戸時代の資料で、角真綿を作っている絵です。

ウチの亡くなったおばあちゃんの実家でもお蚕さんと言って、養蚕していたようで、蚕を農家では育てるほど、日本では身近なものだったようです。富岡製糸場世界遺産に選ばれたのも、真綿が明治から大正時代の日本の基幹産業だったということですね。

最近では蚕を育てる農家さんは本当に減ってしまい、なかなかに手間がかかる養蚕は数えるほどになってしまいました。まだ、福島、長野や秩父地方、富岡製糸場で有名な群馬などではお蚕さんを育ててるところは何件もあるようですが、どうもこの5~10年で1/10程度に減ってしまったようです。

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近江、滋賀県の特に米原近辺では真綿は昔から産業として発展していたそうで、工場の方が資料を見せてくれました。今でいう組合みたいなものが江戸時代にはしっかりと機能していたそうで、その工場でお持ちの資料も見せていただきました。

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博物館みたいに昔の資料がキレイに保管されておりました。

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手引き真綿とは、本当に手で引っ張ってわたを広げて重ねて作るお布団です。

二人係りで角真綿と呼ばれるシルクの綿を引っ張ります。それを作るおふとんの厚みに合わせて、何度も何度も繰り返し広げて重ねていきます。

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それの表面に糊をつけて伸ばし(わたの表面がぼそぼそほごれないようにするためです)、生地をかけて、キルティングキルティングは機械が必要なので別工場で。)して出来上がりです。(すみません、この作業の写真はタイミングが合わず、撮れませんでした)

角真綿の作り方も拝見させていただきました。

繭を2時間ほどかけて洗い、

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それを1つ1つ手作業で解して木枠にかけます。その繭4つ分で、角真綿1枚ができます。

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ずっと水作業なのですが、この作業をされる方たちの手が荒れておらず、キレイなのにびっくりです。シルクのおかげなんでしょうね〜😲(すみません、びっくりして手の写真を撮らせてもらうのを忘れました。汗)

真綿(シルク・絹)はなぜ、まわたと呼ばれるかというと、昔はシルクがわたと呼ばれていて、木綿(もめん)わた(いわゆるコットンや綿)が後から日本に入ってきて、別のものとするために、まわたと呼ばれるようになったそうです。

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※角真綿と繭

真綿は、吸湿性は木綿の1.3倍以上。発散性にも優れています。手引き真綿のお布団は手で角真綿を引き伸ばし、何層にも重ねているので、空気の層ができやすく、見た目や触った瞬間の印象とは違い、暖かいのです。温まるのも早いんですよ!!身体に優しくフィットしてくれますから、身体と布団との間に隙間が出来にくいんです。

真綿は糸にして引き伸ばすと1.2~1.5kmにもなるほど、長~い繊維なんです。手で引いても千切れないので、糸切れも起こりにくい=ホコリが出にくい、ホコリになりにくい要因なんです。

人間の皮膚と同じタンパク質から構成されているので肌と相性が良く、とっても肌に優しい素材なのです。この吸湿性の高さと、肌への優しさから、アトピー肌の方や、肌の弱い方にも本当にオススメです。

実は、真綿は夏も快適な素材です!吸湿性の良さで、汗をサッと吸収し、余分な水分や湿気はサッと放出してくれるので、さわやかで快適です。暑い時期には麻のカバーをかけるのがさらにオススメですね!

欠点は摩擦に弱いことと直射日光を当てすぎると変色しますが、お手入れとして、お布団の場合は干して通気し、湿気を発散した方が良いので、言い換えれば、長時間、そして、毎日のように干す必要がない、ってことですね。週に1回程度、1時間くらい、カバーをかけたまま干せば十分です。

当店では主に肌掛布団をメインでお取り扱いしております。当店の真綿肌掛布団は中の真綿の吸湿発散性と保温力を活かすために通気性抜群の綿(オーガニックコットン)100%、もしくはシルク100%のニット生地にしています。この生地なら中の真綿が呼吸して、質の高い睡眠を得るために、お布団の中の温湿度調節をしてくれるからなのです。まずサンプルを1枚取り寄せて私が使い、あまりにも気持ちいいので通常使用にしようとしましたが、すぐに家族にとられました(笑)

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当店でお試し寝ができますから、お気軽に体感してみてくださいね。気持ち良くて眠くなっちゃいますよ(笑)

身体が痛くて眠れないお客様

こんにちは!春一番が吹きましたが気温が安定しない季節になってきましたね 花粉症の方には辛い季節になってきますが、しっかり質の高い睡眠で対策をしてくださいね

さてさて、先日の納品事例をご紹介させていただきます

身体が痛くて眠れないお客様にご相談いただきました。当初は起き上がるのも辛く、リクライニングベッドを。とのご相談でした。よくよくお話をお聞きしていましたら、横になっていても身体、特に背中と肩や腕に痛みを感じており、身体が痛くて眠れないとおっしゃられており、リクライニングベッドのみでは全く対応が出来ませんので、マットレスのお話をしっかりさせていただきました。

元々お使いのマットレスは某有名通販会社でご購入されたようで、華奢で体型がほっそり体型の女性のお客様には半端に硬すぎるので、肩付近が痛くなるために、しっかりと横にも向けず、かと言って仰向けになんか寝たら腰が痛すぎるとおっしゃられておりました。

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一般的に多く出回っているマットレスではリクライニングベッド向きのものでも寝姿勢のことを考慮したものは非常に少ないのです。特にリクライニングベッドに関しては背や膝・足を上げる機能がありますから、リクライニング機能を邪魔せずに身体を支えなければならないのです。そうなると、リクライニング機能を活かしながらも身体を無理なく支え、背骨にやさしい寝姿勢を実現できるマットレスが必須になります。

こちらのお客様は起き上がりと立ち上がる時にも身体に痛みを感じられ、横になられるのにも苦労されており、選ばれたリクライニングベッドは3モーターで、背上げ、足上げ、高さ調節が可能な、INTIME COMFORTをお選びになられました。

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高さ調整機能

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そして、最も大切なマットレスとベッドパッドはリクライニングベッドには最適なジェルトロン2レイヤーマットレスと呼吸するウールパッドをお買い上げいただきました。

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ジェルトロンマットレスなら、ねじれに強く、通気性も抜群。硬さや寝姿勢や癖、体型に合わせ、3か所の硬さの違うパッドを肩や体幹部分、臀部、足と組み合わせることができます。ねじれに強いので寝返りもしやすく、リクライニング機能にも順応しますから、背上げなどをしても機能を損なわずに身体にフィットしてくれるのです。

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一般的なマットレスなどでは、体動や体の凹凸、体圧などで起こる「ねじれ」に対応ができません

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こちらのお客様はまさに上の写真のような状態でお休みになられておりました。

ジェルトロンならば

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毛細血管などを圧迫せずに身体をやさしく、無理のない姿勢で支えてくれます。

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そして、マットレスの上には睡眠時の汗を吸収し、温湿度を調節してくれる、薬品加工をしていないウールベッドパッドを。

当然温湿度調節が適切にできる、このパッドは質の高い睡眠を得るためには欠かせません。

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当初、リクライニングベッドとマットレスを一緒に納品させていただく予定でしたが、あまりにも身体が辛いので、マットレスとパッド、カバーだけでも、ということでしたので、マットレスが届き次第、即、マットレス&ベッドパッドを納品させていただきました。

「非常に身体も楽でやっとよく眠れました!」と、お客様には大変お喜びいただきました。我々としては、最高のご感想をいただきました。

ジェルトロンマットレスが受注生産の為、身体の痛みがある中、2週間ほどお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。Y様、ゆっくりお休みくださいね。